住吉神社/流鏑馬
毎年11月23日、住吉神社で「豊祭」が行われ、流鏑馬が奉納されます。
流鏑馬は、今年の五穀豊穣と来年の豊年満作を願って行われる伝統行事です。
矢が的に当たるほど来年は豊年になると言い伝えられ、昭和56年鹿児島県無形民俗文化財に指定されました。
住吉神社は、住吉山の中腹にあります。藩庁時代は、島津直轄の神社に列していました。
明治時代以降は郷社であったが、昭和7年に県社に昇格しています。
当社は島津家から大切に扱われ、慶長5年(1600)の島津党首や家臣達による奉納短冊116枚(市指定)や、寛保2年(1742)の神王面2面(市指定)等の宝物も残されています。
現在の社殿は、嘉永2年(1849)のもので、福山平太夫(作事方下目附)と阿蘇鉄矢(大工)が中心となって改築にあたっています。
なお、住吉山山頂には、姥石(うばいし)と呼ばれる謎の巨石が鎮座しています。
また、この山には巨大スギ、モミ等が多くあり、神域と呼ぶにふさわしい場所です。
スポット概要
所在地 | 曽於市末吉町二之方3995 |
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