新燃岳の状況(平成23年2月3日)
2月3日12時40分の新燃岳の状況です。今日は南西の風で、都城市、高原町、小林市方面に灰が降っているのではないかと思われます。お陰様で今日は曽於市には降灰はないようです。何はともあれ、早く噴火が治まって欲しいものです。
新聞によると、1月26・27日の新燃岳の噴火に伴う火山性噴出物が推定7千万トンとのことです。桜島は平成22年の1年間で896回の噴火があったそうで、統計を取り始めて以降、回数は最高新記録でした。その桜島が昨年1年間に降らした灰は512万トンでした。桜島が1年間に降らした灰よりも新燃岳が2日間で降らした灰がはるかに多いのです。これでいかに新燃岳の噴火がすごかったのかが分かります。
2月3日12時40分、当開発センターから見た新燃岳の噴煙です。