歴史観光ボランティアガイド育生研修会
都城広域定住自立圏(都城市・三股町・曽於市・志布志市)の観光部門では、広域連携して観光を推進していること、並びに 曽於市は、観光ボランティアガイドの育成を行っていることから、歴史観光ボランティアガイド育生研修会を次のとおり実施しました。
年月日:平成23年9月13日
場 所:末吉総合センター(講演会)
住吉神社・肝付竹友の墓(現地研修会)
講 師:東川 隆太郎氏 (講演会)
高木 秀久氏(現地研修会)
主 催:都城市教育委員会・曽於市観光特産開発センター
最初の講演会では、「まちづくり地域フォーラム・かごしま探検の会」の代表理事であります東川隆太郎氏に「観光ボランティアガイドとしての楽しみ方」と題して、ガイドの基本的心得、ガイドに大切なこと等について、事例を交えながら説明をして頂きました。 現地研修会は、住吉神社と肝付竹友の墓において、曽於市文化財保護審議委員会委員の高木秀久氏に住吉神社の由来や流鏑馬、肝付軍(総大将が肝付竹友)と北郷軍(島津)の戦い等について説明をして頂きました。
主催者挨拶をしている吉川益夫所長
ユーモアたっぷりに講演されている東川隆太郎先生
東川先生の説明を熱心に聞いている受講生(会場の状況)
住吉神社で杉の大木等の説明をしている高木秀久先生(石段の中程にて)
住吉神社で高木先生の説明を聞いている受講生(社殿広場にて)
祭神は、底筒之男命(そこつつのおのみこと)・中筒之男命(なかつつのおのみこと)
・上筒之男命(うわつつのおのみこと)の3神
流鏑馬の説明をしている吉川益夫所長と受講生(流鏑馬の馬場横にて)
住吉神社の例祭は11月23日で、まず神事が行われ、五穀豊穣が祈願される
その後、流鏑馬が奉納され、大きな馬が目の前を全力で疾走するのは勇壮ですので、是非見に来て下さい
肝付竹友の墓で説明をしている高木秀久先生と受講生
573年、高山の肝付軍が志布志地頭肝付竹友を対象として、末吉の国合原(くにあいばる)に来襲したので、都城領主北郷時久は反撃し、肝付軍を破った
肝付竹友の墓で説明を聞いている受講生
討ち取られた肝付竹友は国合原(末吉町南之郷)のこの地に手厚く葬られた