鬼追いツアー(後編)
最終回は、境内の山林でライトアップされた「鬼神太鼓」が奉納されました。夜、山で行われた幻想的な太鼓は、観客を釘付けにする素晴らしいものでした。
そして最後は、本番の恐~い「鬼追い」です。暗くて、恐くて、動きが速くてなかなか鬼の姿を確認することが出来ません。だから恐いのです。
夜7時になると、ライトアップされた「鬼神太鼓」の奉納が始まりました
境内の山の中での演奏、もう最高でした
鬼に扮した「鬼神太鼓」は、お客様を魅了しました
夜8時になり、本番の恐~い「鬼追い」です
日本一の暴れ鬼が登場です
暗くて良く分かりません。この暗さが恐ろしさを倍増するのです
鬼に棒で叩かれるかも分からないのに、今年もこんなに沢山の人が来て下さいました
鬼に叩かれたら1年間健康であるとのことですから、思い切って鬼の御幣を取りに行こう
鬼追いのアナウンスをしている名物・吉永さんです
何が面白いかというと、方言丸出しの言葉が
「どっちから鬼が出っくいか分からんど~」、「ほら 叩け叩け 叩かんか~」、「もちっと暴れんか~」、「叩かれてん 自己責任じゃっど」などと、大きな声で鬼をけしかけるのです
今年も怪我人が出たようで、いつものごとく救急車が来ました
この他、叩かれたり、吹っ飛ばされたりして怪我人が多く出たようです
日本一の暴れ鬼ですので、怪我人が出ないと鬼追いらしくないのです
離れたところで見ていると安全ですので、是非来年はお越し下さい
この後「豆まき」です。この豆を食べて1年間無病息災ということです。
豆まきと言っても、紙に包んだ豆を手渡しで全員に差し上げますので、来年は是非お越し下さい。
観光客は、様々な催しと荒々しい鬼追いに感動して帰られました。この鬼追いツアーは今年で3回目ですが、2回目という人、3回目というリピーターが沢山おられました。というのは、地元との交流、鬼追いづくしの鬼料理、ひょうきんなひょっとこ踊り、幻想的な鬼神太鼓、荒々しい鬼追い、豆まき等飽きさせないのが魅力的だったのではないかと思います。観光客の皆様、夜遅くまで有り難うございました。