投谷八幡宮の夏越祭
投谷八幡宮の夏越祭
今回は山間部の集落で、今もなお守り続けられている曽於市では珍しい伝統的祭りを紹介します。
夏越祭は7月25日の日曜日に、大隅町の投谷八幡宮で夏越祭が行われました。
投谷八幡宮は大隅正八幡(鹿児島神宮)の別宮であり、和銅元(708)年創建と言い伝えられています。
夏越祭は、毎年7月の最終日曜日に行われ、茅(かや)の若葉で作った輪の中を3回くぐると流行病を免れると言われており、全国の神社で行われているようです。
投谷八幡宮は他の神社と違い、拝殿内で行われ、輪のくぐり方も他の神社では左回り、右回り、左回りと8の字に3回くぐりますが、投谷八幡宮では右回りのみで3回くぐります。
また茅輪(ちのわ)に使う茅は、伝統で地元集落の公民館長が決められた集落の茅を採るようです。
10月中旬には豊年祭(ほぜまつり)[岩川八幡神社の弥五郎どん祭りの浜下りの原形との説もある]が行われます。小さな集落が守り続けている厳かな祭りをぜひ見学下さい!!
山間部で今もなお守り続けられている茅輪くぐり
他の神社では拝殿前で行なわれているが、投谷八幡宮では拝殿内で行なわれており、全国的にも珍しい