住吉神社で流鏑馬が行われました(第1部)
実施日:平成23年11月23日 午後1時~
場 所:曽於市 末吉町 南之郷 住吉神社
曽於市観光特産開発センターの所長をしています吉川です。今回は流鏑馬について、第1部と第2部に分けて紹介します。
朝起きると残念ながら雨 この雨じゃ流鏑馬中止かな~とガックリ
1年間馬を飼ってきたのに。流鏑馬の練習も一所懸命したのに。残念だなぁー
流鏑馬の問合せがあったら、何と答えたらよいのか悩みました。
天気予報を見ると、幸いにも午後から晴れとなっている。
三枝流鏑馬保存会長に電話で聞いてみた。
三枝会長も「この雨じゃなぁー」と悩んでおられました。
流鏑馬をどうしてもやって貰いたくて、「午後晴れとなっているので、実施しましょう。午後晴れる予定なので、実施する予定と答えます」と言って、三枝会長の了解を取りました。
気持ちが通じたのか、10時くらいから雨も小降りとなり、少しずつ明るくなってきました。11時くらいには雨も止み、流鏑馬が出来るという確信に変わりました。
さぁー、午後1時から神事が始まりました。大木で囲まれた長い階段を上り、神殿に向かいます。階段を上がっていく光景は、何とも言えない厳かさがあります必見です。来年は是非見に来て下さい。
神殿の中での儀式は滅多に見られませんので、貴重な写真だと思います。
神殿では奉幣(ほうへい)の儀が行われます。奉幣とは「神に幣帛(へいはく)をささげること」です。幣帛とは、「神前に供えるもの」です。
三枝流鏑馬保存会長です。馬も三枝会長が飼ってらっしゃいます。
住吉神社の流鏑馬は、射手が3人です。
左側から射手のベテランの別府麻美さん・杉本蓮太(小6)さん・杉本李音さん(小4)です。
神事は、神に五穀豊穣や今年も良い年でありますようにとお願いするものです。
また、神事によって、射手が神に代わり、馬に跨がり弓を射ることになるのだそうです。
杉本李音さん(小4)です。今年射手に抜擢されましたので、少し緊張しているのでは
儀式も終わり、ちょっと休憩です。
住吉神社では、甘酒とコンニャクの振る舞いがあります。曽於市の地域女性婦人部の方の手作りです。甘酒もコンニャクも千人分以上を作られているとのことです。
私も頂いてきました。甘酒は美味しくて、それに温まりました
手作りコンニャクの上にショウガが乗っており、「マイウー」でした。
是非、来年は甘酒とコンニャクを食べに来て下さい。
さて、神事も終わり馬場入り(馬場末)です。
お客様も沢山集まり、まだかまだかと流鏑馬開始を待っています。
御奉行が「これから流鏑馬を始めませー」と言ったら、射手と付き人が「おぉー」と言って流鏑馬がスタートです。
さぁー、いよいよ射手が馬場元に向かっています。これから流鏑馬が始まります
第1部はここで終わりです。肝心な流鏑馬の紹介が出来なくて申し訳ありません。第2部をお楽しみにして下さい。