早馬神社
現在の早馬神社は、平成4年に改築されたものですが、天智天皇の愛馬を 祀ったと言う伝説が残っています。
一方、天智天皇の従者である長崎氏を祀ったものと も言われ、山口神社(かつて富田にあった天智天皇を祀る神社)とも関連がありそうです。
神社の記録には、元禄15年(1702)創立とあり、藩政時代には牧場の中心的存在になっていた所とも言われています。
なお、神社境内には郷土の古い時代の森林の様子がうかがえる大木が残されています。
樹種はタブ・シイ・カヤ・ユス(イスノキ)でこれだけまとまっている所は珍しく、価値があると言えます。
シイの幹周りは約4.5mで、神木となっています。
カヤは13本程あり、大きいものは幹周り2mを越えます。
タブは9本あり、幹周りは 2.5mあります。
これら大樹のある主要部分とこれを保護するマント帯を形成する杉 の造林地があり、調和のとれた杜を形成しています。
スポット概要
所在地 | 曽於市末吉町南之郷4403 |
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