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投谷八幡宮本殿・末社四所宮他

投谷八幡宮

当宮は、島居から下へ200m程下った所にあり、いわゆる下り宮の形式で非常に珍しい神社と言えます。
本殿・末社四所宮・末社地主社は県指定文化財です。また、神社内には石霊(しやくたい) 神社や大銀杏もあります。投谷八幡宮は旧恒吉村の郷社であったことから、オリジナル御守「恒に吉(つねにきち)」もあります。

毎年、お田植え祭や茅の輪くぐり、王子神幸等の行事が行われています。
なかでも、王子神幸は弥五郎どんの浜下りの祖形とも考えられており、その関係が注目され評価されています。

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投谷八幡宮は大谷宮ヶ原に鎮座し、大隅正八幡宮(鹿児島神宮)の別宮です。
神領の四方境目に立つ神社であり、東の境に位置しています。

その創建は和銅元年(708)と伝えられています。
本殿は、正面三間側面二間の流造で、蟇股や木鼻、拳鼻などの細部意匠から延享5年(1748)のものと考えられます。
また、本殿横の四所宮・地主社は同形同大の見世棚造で、棟札より万治3年(1660)のものと考えられ、木鼻、拳鼻や虹梁の建築様式は県内独特のものです。

いずれも大隅半島の地域的特徴を示した造りであり、また、建築・修理の年号等が記された棟札や妻板が良好に残っています。
元々、肝付氏の崇高厚く、永禄元年(1558)3月の宮ヶ原の戦いの時、肝付軍に敗れた北郷車は社殿へ逃れようとしましたが、熊蜂に中への進入を拒まれたという話が伝わっています。

島津氏の時代にも手厚く遇されており、慶長7年(1602)4月の島津龍伯 (義久)・忠恒らによる懐紙・短冊や、文化5年(1808)の島津斉宣の短冊が 残っており、これらは市指定文化財に指定されています。
当宮の棟札・妻板・懐 紙・短冊は大隅郷土館にて展示しています。

スポット概要

所在地 曽於市大隅町大谷5536
電話番号 0986-76-1111(曽於市経済課)
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