西原段2遺跡出土の岩偶 2021年04月13日公開 2021年04月13日更新 大隅文化財 岩偶は、平成9年度県営特殊農地保全整備事業(折田・梶ヶ野地区)に伴う発掘調査で、西原段2遺跡の土坑(穴状遺構)内から出土しました。 この岩偶は縄文晩期前半頃(約3,500年前)と推定され、縦5.8センチメートル、横3.2センチメートル、奥行き3.8センチメートル、重さ110グラムの火成岩に顔面が刻まれています。 顔を表現した石は、当時の精神文化を探るうえで貴重なものといえます。 現在、曽於市埋蔵文化財センターに展示しています。 スポット概要