元々鎌踊りは、文久3(1863)年の薩英戦争の頃、武士だけでは兵力不足ということで、農民にも武芸を教えようとしましたが、本物の武道はよくないからと、踊りによって意気を鼓舞しようとしたのが始まりといいます。
末吉町東部公民館の鎌踊りは川辺地方から伝わったといいます。
現在、若一神社の六月灯にて、護国豊穣を祈願し、毎年踊りを奉納披露しています。
踊り子は、黒羽織、袴、鉢巻き、たすきがけ、わらじ姿、武士の面影を感じさせる扮装で、鎌、薙刀を持ち、各2人1組として賑やかに踊ります。
廻りの鉾や榊などの地突きが更に鎌踊りを引き立てています。
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