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黒原勘兵衛の墓

黒原勘兵衛の墓

末吉町諏訪方田村の墓地内に黒原勘兵衛の墓があります。
黒原勘兵衛は江戸時代中期の人物で優れた武芸者でした。しかし、体が小さく、不釣り合いな長刀を差して、朱鞘の先に車をつけて歩いていたので、とにかく目立ち、人から侮られやすかったといいます。

そんな勘兵衛にはさまざまな逸話が残っていますが、特に、スリに銭袋を持たせる話は有名です。
この話は、外見で人を判断してはいけないという教訓ともなっています。
仏像のある墓が勘兵衛のもので、宝暦10(1760)年に没しています。隣は夫人の墓です。

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