春の七草(なずな)
2月中旬、花の写真を撮りに出かけたら、畑一面にナズナの花が咲いていたので、つい撮ってしまいました。
2月というのにこんなに生き生き成長し、花が咲いているのにはビックリ(強い草だなぁー)。農地の所有者は除草に大変な作業を強いられるだろうと、心配してしまいました。
名前の由来は、次のようなことからとのことですが、②は本当かなぁって疑ってしまいます。
①夏になると枯れること、つまり夏無(なつな)から
②撫でたいほど可愛い花の意味で、撫菜(なでな)から
子供の時は、「ぺんぺん草」と言っていたことを記憶しています。別名「シャミセングサ」とも言うようです。「ぺんぺん」は三味線を弾く擬音語で、花の下に付いている果実の形が、三味線の撥(ばち)によく似ているからとのこと。
春の七草の一つで、昔は若苗を食用にしていたようです。今では誰も食べませんが、昔は冬季の貴重な野菜であったとのことです。