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蹲踞神社

元々飛佐の宮田に会った神社で、天正19年(1591)に坂元愛甲坊へ移転し、その後宮岡に移転、昭和38年に現在地(大隅北地区公民館近く)へ移転しています。
祭神は蛭子命。寛文13年(1673)の妻板も残っています。

ヒルコ(水蛭子、蛭子神、蛭子命)は、日本神話に登場する神。
『古事記』において国産(くにう)みの際、イザナギ(伊邪那岐命)とイザナミ(伊邪那美命)との間に生まれた最初の神です。

しかし、子作りの際に女神であるイザナミから声をかけた事 が原因で不具の子に生まれたため、葦の舟に入れられオノゴロ島から流されてしまいます。
次に生まれたアハシマと共に、二神の子の数には入れないと記されています。
後世、美神(えびすがみ)と習合し、福徳の神、漁業神、商業神、農業神となりました。
農村では山の神、田の神(春に山を降りて田の神となり、収穫後、山に帰って山 の神となる)ともされています。
なお、この神は頭脳明晰であり、また子供好きの神として知られています。

スポット概要

所在地 曽於市大隅町473-18
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