投谷八幡宮に伝わる仮面で「王子面」と呼ばれています。
木製で6面あり、うち5面は弘治2年(1556)年の作となります。
作者は立本藤兵衛。面の表は金泥で彩色され、眉・髭等を墨で描いています。裏には墨書で、製作年の弘治2年(1556)年と書かれ、願主等の墨書があります
投谷八幡宮の王子面は、南九州に残る地域独自の仮面「王面」の一つとされ、この面は、王面の成立や変遷を考えるうえでも貴重な資料といえます。
また、現在も毎年10月の例祭(王子神幸祭)において使用され続けている大変貴重な文化財です。
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