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宮之迫遺跡出土の土器群

宮之迫遺跡出土の土器群

宮之迫遺跡は、末吉町南之郷富田の北側の台地に位置します。
昭和55年県営特殊農地保全整備事業に伴う発掘調査が実施され、縄文時代中期から後期にかけての大量の土器が出土しました。
土器は太型凹線文を器面に広く施しています。
器形は口縁部が山形を呈するものが多く、全体は深鉢形となっています。
復元された完形土器も多く、九州東南部における指標的土器として評価されています。
このうち末吉歴史民俗資料館に展示中の土器21点が、平成23年5月19日に指定文化財(考古資料)となりました。

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