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棚木の六地蔵塔

棚木の六地蔵塔

財部町南俣棚木の阿弥陀堂の敷地内にあります。
享保10(1725)年の文字が見られ、湯浅氏と末次氏による先祖供養のための六地蔵といわれています。
一般的に龕部には地蔵の像が刻まれていますが、ここのは一面だけ地蔵で、残りの五面には種子(梵字)が刻まれています。
幢身の種子(バン・ウーン・タラーク・キリーク・アク)は、親の三十三年忌を修し、五大虚空蔵を刻出したと考えられています。

なお、この六地蔵塔は別にマムシの神様と呼ばれています。

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