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大蔵寺の木造阿弥陀如来立像

大蔵寺の木造阿弥陀如来立像

末吉の大蔵寺にある阿弥陀如来像は、高さ62センチメートルのヒノキ材一木造りで、恵心僧都の作とも言われています。
室町時代前期頃の制作と考えられます。

像容は、円満な面相で、衣褶は概念的な彫出であり、中世後半の造形形式を見ています。
補修も見られますが、光背支柱ほぞに「本願寺」「大蔵寺」「了願坊」「日向国殿所」の墨書があり、本像の由来を示しています。
また、15世紀に畿内から九州南部に奉持されて、今日まで伝承されてきたことから、非常に貴重な仏像といえます。

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