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寺山地頭の墓

寺山地頭の墓

慶長4(1599)年の庄内の乱で、恒吉城は島津方によって落城しました。
その後、恒吉郷が設置され、初代地頭に寺山四郎左衛門久兼入道常雲(1567-1611)が任命されました。
久兼は、島津氏の九州北伐や朝鮮の役等、各地で軍功をあげた武将です。久兼は、藩内各地から衆中を集め、恒吉郷の麓や野町を形成しました。

久兼は慶長16年(1611)10月29日、恒吉において没しました。

徳泉寺墓地内に久兼の墓があり、墓石に代えて杉が植えられています。
なお、現在の杉は2代目です。

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