黒原勘兵衛の墓 2021年04月13日公開 2021年04月13日更新 文化財末吉 末吉町諏訪方田村の墓地内に黒原勘兵衛の墓があります。 黒原勘兵衛は江戸時代中期の人物で優れた武芸者でした。しかし、体が小さく、不釣り合いな長刀を差して、朱鞘の先に車をつけて歩いていたので、とにかく目立ち、人から侮られやすかったといいます。 そんな勘兵衛にはさまざまな逸話が残っていますが、特に、スリに銭袋を持たせる話は有名です。 この話は、外見で人を判断してはいけないという教訓ともなっています。 仏像のある墓が勘兵衛のもので、宝暦10(1760)年に没しています。隣は夫人の墓です。 スポット概要