「環霧島列車モニターツアー」が実施されました
ツアーに参加した井之上です
9月7日、日本最初の国立公園である霧島を周回している、日豊本線・吉都線・肥薩線で霧島山を周遊観光する「環霧島列車モニターツアー」が実施されました
今回は、霧島市の隼人駅を出発し、霧島の周りをぐるっと一周する約4時間半のツアーでした。
車内では列車が通過する地域ごとに、各市町村の担当者がそれぞれの地域の魅力や特徴を説明され、地域のことが理解できました。
また、その土地土地に思いを馳せながら見る車窓からの景色は、一層味わい深いものに感じました。
このツアーの一番の特徴は、停車駅でのおもてなしでした。
停車駅では、それぞれの自治体や観光関係者、地域の皆様がそれぞれに趣向を凝らした「おもてなし」で私達を迎えて下さいました。
列車が到着すると、「いらっしゃい!」と迎えて下さり、そして列車が発車する際には「また来て下さい」「お気をつけて行ってらっしゃい」と見送って下さり感動しました。
おもてなしの温かさこそが、観光客がが「ここを訪れてよかった」と思える大きな要素の一つなのではないのかと感じました。
新燃岳噴火による風評被害などから霧島周辺地域への観光客が減少する中、各市町村が協力し合いながら新たな観光を築くこの取り組みは、観光だけでなく他の分野でも重要ではないでしょうか。
プラットホームでは特産品の販売も。(都城駅)
タケノコの皮を使った箱やおにぎりは旅の情緒たっぷり
がねや煮しめなど、素朴な味わいです
「金松音頭」を披露して下さった地元の皆さん(えびの駅)
手づくりの温かみのあるお土産。
ほっこりとする優しい表情が印象的です(*´∇`*) (えびの駅)
108年の歴史を持つ嘉例川駅。
ご当地キャラも「おもてなし」してくれました(嘉例川駅)